「ポロシャツって、一歩間違えるとおじさんっぽく見えそうで、何となく避けていませんか?」
街でよく見かける月桂樹のロゴ、フレッドペリーのポロシャツ。お洒落な人が着ているのは見るけれど、いざ自分が着るとなると
- 「種類が多くて何が違うの?」
- 「自分に似合うのはどれ?」
と、迷ってしまう気持ち、すごくよく分かります。
この記事を読めば、そんなあなたの悩みはすべて解決します。
フレッドペリーのポロシャツが持つ本当の魅力、代表モデルごとの明確な違い、そしてあなたにピッタリな一枚を見つけるための具体的な選び方から、明日から真似できる着こなしのコツまで、余すところなくお伝えします。
こんにちは、ゆめあき(31歳・会社員)です。何を隠そう、僕自身がほんの数年前まで「ポロシャツ=ゴルフウェア」という固定観念に縛られていた、筋金入りのポロシャツ初心者でした。
Tシャツにデニムが制服のような毎日。そんな僕が、ある日ふと立ち寄ったフレッドペリーのショップで試着した一枚のポロシャツに、文字通り衝撃を受けたんです。
「え、ポロシャツってこんなにシルエットが綺麗なの…?」
その日から、フレッドペリーの魅力にどっぷり。今では僕のワードローブに欠かせない、最高の相棒です。この記事では、僕がかつて抱いていた悩みと、それを乗り越えて見つけた感動を、あなたの目線で徹底的に解説していきます。
なぜ大人はフレッドペリーのポロシャツを選ぶのか?
結論から言うと、フレッドペリーのポロシャツが多くの大人に選ばれる理由は、洗練された「デザイン」、背景にある「カルチャー」、そして長く愛せる「品質」の三拍子が完璧に揃っているからです。
ただのポロシャツではない、特別な価値がそこにはあります。
洗練されたデザインと象徴的なロゴ
まず目を引くのが、胸に輝く「ローレルリース(月桂樹)」のロゴ。

これは古代ギリシャから勝利と名誉の象徴とされ、テニス界の最高峰ウィンブルドンから正式に使用許可を得た、いわば“本物の証”です。
そして、襟と袖にあしらわれた「ティップライン」と呼ばれる2本線。この絶妙なアクセントが、シンプルなポロシャツをぐっと引き締め、スポーティーでありながら品のある印象を与えてくれます。
この普遍的で完成されたデザインが、流行り廃りに関係なく、いつの時代も大人のお洒落を支えてくれるのです。
ただの服じゃない「カルチャー」を着る感覚
フレッドペリーは単なるファッションブランドではありません。
1960年代、イギリスの若者文化「モッズ」に愛されたことを皮切りに、数々のミュージシャンやアーティストたちがこぞって着用。彼らの「反骨精神」や「自分らしさ」の象徴として、音楽やストリートカルチャーと深く結びついてきました。
僕も最初は「ロゴがカッコいいな」くらいにしか思っていませんでした。
でも、その背景を知ってから袖を通すと、まるで自分がそのカルチャーの一部になったような、高揚感があるんです。これは他のブランドでは決して味わえない、フレッドペリーだけの特別な感覚です。
長く愛せる確かな品質と絶妙な価格設定
フレッドペリーのポロシャツは、1万円台からと決して安くはありません。
しかし、その価値は価格を遥かに上回ります。しっかりとした鹿の子生地は通気性も良く、何度洗濯してもへたらないタフさを持っています。
僕が最初に買った一枚も、3年以上着ていますが、買った当初の美しいシルエットを保ったまま。頑張れば手が届く価格で、これだけの満足感と所有欲を満たしてくれる。これこそ、多くの人がリピート買いしてしまう理由です。
【最重要】フレッドペリー ポロシャツの種類と違いを徹底解説!おすすめはどれ?
フレッドペリーのポロシャツ選びで最も重要なのが、代表モデルである「M12」と「M3600」の違いを理解することです。 この2つの特徴さえ押さえれば、あなたに合う一枚は必ず見つかります。
伝統を纏う【M12】- Made in Englandのボックスフィット
「本物」や「伝統」という言葉に惹かれるなら、選ぶべきは間違いなくM12です。

- 特徴: 1957年に誕生した、ブランドの原点とも言えるオリジナルモデル。今もなおイギリス(Made in England)での生産にこだわり続けています。
- シルエット: 身幅が広めで着丈が短い「ボックスフィット」。少しゆったりとしたクラシックなシルエットで、リラックス感のある着こなしができます。
- 素材感: M3600に比べて、やや柔らかくコットンらしい風合い。着込むほどに味が出ます。
- こんな人におすすめ:
- ブランドの歴史や背景を大切にしたい人
- 少しゆとりのある、今っぽいシルエットで着たい人
- 「一生モノ」として、長く育てていきたい人
僕もM12を試着した時、その佇まいに圧倒されました。ただのポロシャツじゃない、まるで歴史を纏っているかのような感覚。デニムや軍パンとラフに合わせるだけで、不思議とスタイルが格上げされるんです。
現代的な万能選手【M3600】- スリムフィットと豊富なカラバリ
もしあなたがフレッドペリー初心者で、「まず一枚」を選ぶなら、僕はこのM3600を強くおすすめします。

- 特徴: M12を現代的にアップデートした、ブランドのベストセラーモデル。なんといっても、その圧倒的なカラーバリエーションが魅力です。
- シルエット: 身幅が細めで着丈がやや長い「スリムフィット」。体のラインを綺麗に見せ、スマートでスタイリッシュな印象を与えます。
- 素材感: M12に比べて、シャリ感のあるドライな肌触り。丈夫で型崩れしにくいのが特徴です。
- こんな人におすすめ:
- きれいめなジャストサイズで着こなしたい人
- 色違いで何枚も揃えたい、着回しやすさを重視する人
- フレッドペリーのポロシャツを初めて購入する人
僕が最初に感動したのが、まさにこのM3600でした。当時少しお腹周りが気になり始めていたのですが(笑)、このポロシャツを着ると、なぜかシュッと引き締まって見えるんです。
ジャケットのインナーにも使いやすく、オンオフ問わず大活躍。僕のポロシャツに対する価値観を180度変えてくれた、運命の一枚です。
【モデル別比較表】あなたに合うのはどっち?
特徴 | M12 (The Original) | M3600 (The Fred Perry Shirt) |
フィット | ボックスフィット(ゆったり) | スリムフィット(すっきり) |
生産国 | イギリス製 | アジア製 |
雰囲気 | クラシック、伝統的、本物志向 | モダン、スタイリッシュ、万能 |
価格帯 | 高め (¥17,600〜) | 標準 (¥14,300〜) |
おすすめな人 | こだわり派、リラックス感重視 | 初心者、きれいめ好き、着回し重視 |
失敗しない!フレッドペリー ポロシャツの賢い選び方
モデルの違いが分かったら、次は自分に合った一枚を絞り込んでいきましょう。失敗しないための選び方は、たった2つのステップで完了します。
STEP1: なりたい雰囲気で選ぶ「クラシック」or「モダン」
まずは、あなたがどんな風にポロシャツを着たいかをイメージしてみてください。
- クラシックな雰囲気が好きなら → M12
ジーンズやチノパンと合わせて、少しラフで味のあるスタイルを目指すなら、ボックスフィットのM12が最適です。 - モダンできれいめな雰囲気が好きなら → M3600
スラックスや細身のパンツと合わせて、スマートで都会的なスタイルを目指すなら、スリムフィットのM3600が間違いありません。
STEP2: サイズ感で印象は激変!ジャスト or オーバーサイズ
フレッドペリーのポロシャツは、サイズ選びで印象が大きく変わります。
- ジャストサイズ: 品があり、きれいめな印象に。ビジネスシーンやデートなど、少しカチッとしたい場面におすすめです。僕も基本はジャストサイズで、M3600の美しいシルエットを活かす着こなしが好きです。
- ワンサイズアップ: 程よいリラックス感が生まれ、ストリート感のある旬な着こなしに。ワイドパンツやショーツと合わせると、こなれた雰囲気が出ます。友人がM12をワンサイズ上げて着ているのですが、それがまたカッコよくて。同じ服でもサイズが違うだけで、全く別の表情を見せてくれます。
迷ったら、まずは店舗で試着してみるのが一番。自分の体型と理想のスタイルを店員さんに伝えれば、最適なサイズを提案してくれますよ。
フレッドペリーのポロシャツをお洒落に着こなす3つのコツ
せっかく手に入れた最高の一枚。最大限にその魅力を引き出す着こなしのコツを紹介します。
ポイントは「シンプル」であることです。
コツ1: パンツのシルエットを意識する
フレッドペリーのポロシャツは、合わせるパンツを選びません。
- 細身のパンツ(スラックス、スキニー): 全体がIラインでまとまり、スマートで上品な印象に。M3600との相性は抜群です。
- ワイドパンツ(チノ、デニム、カーゴ): トップスをコンパクトに、ボトムスにボリュームを持たせるAラインシルエットが作れます。M12で少しリラックス感を出すのがおすすめです。
大切なのは、全体のシルエットのバランス。これさえ意識すれば、簡単にお洒落に見えます。
コツ2: 1枚でサマになる、羽織りものとも相性抜群
夏の暑い日は、もちろん1枚で主役になります。デザインが完成されているので、余計なことをしなくても十分にカッコいい。
そして、少し肌寒い季節にはジャケットやカーディガンのインナーとして使うと、その真価をさらに発揮します。襟元のティップラインが程よいアクセントになり、いつものジャケットスタイルをワンランク格上げしてくれるんです。
僕も、会社の少しカジュアルな会議の日は、ジャケットの下にフレッドペリーを仕込むのが定番スタイルになっています。
もっと深く知りたくなったあなたへ
ここまで読んで、フレッドペリーのポロシャツが持つデザインや品質の魅力は、十分にご理解いただけたかと思います。
しかし、このブランドの本当の奥深さは、その背景にあります。
なぜ、フレッドペリーは単なるスポーツウェアから、若者たちの心を掴むカルチャーの象徴へと進化したのか?なぜ、世界中のミュージシャンやアーティストは、この月桂樹のロゴに自分たちの魂を重ねたのか?
その熱い物語を知ると、あなたがこれから手にするポロシャツが、何倍も価値のある、特別な一枚に感じられるはずです。もし興味が湧いたら、ぜひこちらの記事も覗いてみてください。あなたの知らない、フレッドペリーのもう一つの顔に出会えますよ。
→ なぜフレッドペリーは特別なのか?その答えは「カルチャー」にある。ポロシャツ1枚に宿る音楽と反骨の物語。
大切な一枚を長く着るために。正しいお手入れ方法
最後に、お気に入りの一枚を長く愛用するためのお手入れ方法です。結論、「裏返してネットに入れ、優しく洗う」これだけです。
- 洗濯: ボタンをすべて留め、襟を立てて裏返します。こうすることで型崩れや色あせを防げます。洗濯ネットに入れて、優しく洗いましょう。
- 乾燥: 乾燥機の使用は縮みの原因になるので絶対にNG。濡れた状態で形を整え、裏返しのまま風通しの良い日陰で干すのがベストです。
この一手間を加えるだけで、数年後の風合いが全く変わってきます。僕も面倒くさがらずに実践していますが、おかげでどのポロシャツも現役で活躍してくれています。
まとめ:最高の一枚を見つけて、いつもの日常をアップデートしよう
フレッドペリーのポロシャツは、決して「おじさんっぽい」服ではありません。
- モデルごとの違い(M12とM3600)を理解する
- 自分のなりたいスタイルに合わせて選ぶ
- サイズ感で印象をコントロールする
このポイントさえ押さえれば、それはあなたの魅力を最大限に引き出してくれる、最高のパートナーになります。
「ポロシャツは難しい」なんて、もう思う必要はありません。
この記事で得た知識を武器に、ぜひ一度、お近くの店舗でフレッドペリーのポロシャツに袖を通してみてください。鏡に映った自分の姿に、きっと僕が感じたのと同じ感動を覚えるはずです。
あなただけの一枚が、いつもの日常を少しだけ特別に、そしてお洒落をもっと楽しいものにしてくれますよ。